経営向上ヒント集 ~随時更新中!ぜひご覧ください!~

9. 売上は毎年増えないといけないのか?

資本主義は成長発展が前提として成り立っているしくみです。

よって、「毎年売上は増えていくのがいい。」と当然のごとく思っている方も多いようです。

事業計画書を作るとなると、
「売上 前年比10%アップ」
「純利益 前年比5%アップ」とかいうものばかり。

本当に売上は増やしていくのがいいのでしょうか?

基盤が整っていて、人財(人材ではなくあえて人財です)もそろっている、応援してくれる人もいる、売上が増えても十分対応できるというならば、増やしていくべきでしょう。

しかし、売上が増えて業務量が増えた場合、なかなか業務がスムーズに進んでいかないかもしれない、お客さんに満足してもらえるサービスが提供できないといった場合には、どうでしょうか。

売上を増やすことも大事ですが、質を高めることの方が先だと思うのです。

質を高めることなく、売上のアップばかりを目指すと、逆に質がどんどん落ちていきます。

質が落ちたことによる信用の低下は売上のダウンにつながります。
ですから、一時的に売上が増えても急激に落ちることも多いのです。

質を上げて、結果として売上UPというふうにしていきましょう!

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